研究
2022.11.16
Craif COOの水沼が、第29回 日本未病学会学術総会において尿中マイクロRNAを用いた次世代がん検査マイシグナル®について講演を行いました
Craif最高執行責任者(COO)の水沼 未雅が「第29回日本未病学会学術総会」シンポジウムにおいて、「尿中マイクロRNAを用いた次世代がん検査の開発経緯と活用事例」との題目でマイシグナル®に関する取組みについて講演を行いました。
講演では、がん早期発見のための非侵襲検査の必要性、マイクロRNAのがん検出における有用性、開発プロセスにおける再現性担保のための取り組み、厳密な精度管理の重要性、および検査後のフォローアップ体制構築の重要性等、次世代がん検査を開発し、社会で有効に活用していくためにCraifが重要だと考え取り組んでいる活動が紹介されました。
Craifでは今後も、全国の医療機関との連携強化を図り、がん治療最適化に向けた新しい取り組みを広く皆様に届けることで、当社のミッションである“人々が天寿を全うする社会の実現”に挑戦してまいります。
■ 第29回日本未病学会学術総会概要
・開催期間:2022年11月12日〜13日
・会場:順天堂大学浦安・日の出キャンパス(現地開催+web配信)
・公式ホームページ:第29回日本未病学会学術総会 (mibyou29.jp)
■ マイシグナル®について
マイシグナル®は、がんの発症や進行、転移に重要な役割を果たすマイクロRNA(以下miRNA)に着目したがんスクリーニング検査です。独自の技術により尿中の微量なmiRNAを効率よく捕捉し、早期のがんリスクも高い精度で検出します。本サービス最大の特長は“痛みがない”という点です。医療機関へ尿を提供するだけで、負担なく気軽にがんのリスクチェックを行っていただけます。現在、提供が開始されているマイシグナルの対象がん種は「肺がん」・「胃がん」・「乳がん」・「卵巣がん」です。今後、研究開発の進捗とともに順次検査可能ながん種を増やしてまいります。詳細はWebサイト(http://misignal.jp/)をご覧ください。
■ Craifについて
Craifは、2018年5月創業の名古屋大学発ベンチャー企業です。日本が誇る素材力を用いて尿からマイクロRNAを網羅的に捕捉し、AI(人工知能)を組みあわせて医療に応用することで、がん領域を中心に、疾患の早期発見や個別化医療を実現するための次世代検査開発に取り組んでいます。医療・ヘルスケア領域において世界をリードする企業・組織との協業を通じて、当社のビジョンである“人々が天寿を全うする社会の実現”を推進いたします。詳細については、https://craif.com/をご覧ください。
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